「1、2、3……」 私は目を閉じた…。 唇に、何かが触れた気がした。 それは…春斗の唇。 目を閉じていたってわかるくらい、愛おしい感触。 私たちは、最後のキスをして、さよならをした。 "次に逢ったときは、二人で幸せになろう"という、約束をして…。