私は… 台所へ行った。 ごめんなさい、春斗。 私は…弱い。 だからね…こんなことしか、できないんだ。 しまってあった包丁を取り出し… 手首に触れさせた。 少し、手首に痛みが走った気がしたあと、どんどん意識が薄れて行った。