昼休みが終わり、『嵐』の他のメンバーたちと共に美都場が教室に戻って来る。
杏奈にはあんなこと言われたけど……
「よう」
「……お、おう」
やっぱり……自分が誰かに探されているなんて言えない。
結局、何も打ち明けることができないまま……
午後の授業は終わり、時間は放課後を迎えてしまった。
「あーだりい。やっと終わったな、授業」
目の前の席で、美都場がポキポキと肩の骨を鳴らしている。
よっぽど疲れたのか……
こうしてまともに授業を受けたのは始業式の次の日以来らしいから、仕方ないのかもしれない。
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