そこで私はハッとする。 そういえば…… 朝、アパートを出たときに感じたあの視線…… わからない。わからないけど…… 得体の知れない何かが、自分へと近づきつつある……。 『お前のことを嗅ぎまわってるっていうその連中の正体は……オレら『龍』がつきとめる』 「え……?」 一条龍の言葉に、私は目を見開く。 『だから心配はするな。でも用心はしとけ。嵐でも『嵐』のメンバーでも誰でもいい、常に誰かに一緒にいてもらえ』 「うん……」 一条龍の優しさが……じわじわと心に染みわたる。