極道一家のマヤ




「東次郎!!律子!!」




2人だけじゃない。




集団の中には透哉の姿もある。








大きな声を出して駆け寄ってくる私に、一瞬だけ東次郎と律子の驚いたような目が向けられた。




けど、すぐに…




またいつもの冷たい眼差しに戻る。




そしてすぐにそらされた。









「ねえ…、『川崎組』がここを潰そうとしてるって、本当なの?」




「万が一のことを考えて、『志田民組』にも伝えておく」




「ちょっと、ねえ…」




「そうね…あとこのことは、『橋川組』にも」




「そうだな」