どっちみち一条龍にはバレてしまっているんだし…。そうなってしまったら、美都場だけに話さないわけにもいかない。
「あのさ、美都場…
今から私が言うこと、信じてくれる?」
「え…?」
私は事の経緯をすべて話したのだった。
自分が、世界ナンバー1極道一家、社家の娘だということ。
だが家族関係がうまくいっておらず、家を追い出されてしまったこと。
そんなヤツらを見返すため、手渡されたお金でこの町に転校し、県内ナンバー1と言われている『嵐』の仲間になろうとしたこと…
杏奈にも以前同じような説明を行っていたから、意外とうまくまとめて説明することができた。
「社家の…娘…?」

