極道一家のマヤ




間一髪。



―ガシャーン…!!



銀の腕輪が…大きな音を立てて地面に落下する。





「みと、ば…」



突然のオレの登場に、驚きで目を見開くマヤ。そして…


龍。



オレは目の前の男を…強く睨み付けた。



オレはこいつが嫌いだ…


けど


こいつはオレの親友だった。




「嵐…」


―『嵐!』



あの頃と…なにひとつ、変わらない声音。



オレは、龍を信じていた。



「龍…」



ずっと、ずっと…



でも、こいつは…



「ふっ…」