極道一家のマヤ




なぜなら…



あいつを仲間として拒んだのは…オレ自身だから。



けど、


けど…





「…っ」



オレは、顔を上げる。



瞬間…勢いよく駆け出した。









―カラララン



「いらっしゃいませー…て、ええ!?お客様!?」



自分へと声をかける定員を無視し…マヤのいる席へと真っ直ぐに向かう。



今まさに、『龍』の証である腕輪をはめようとしているマヤの手を…







「やめろ!!」



オレはとっさにつかんだ。