あ―・・ あの日以来、久々に聞いた…私の名前を呼ぶ声音。 まさかまた、名前を呼んでもらえる日がくるなんて…思ってもいなかった。 …って、こんな状況でなに喜んでるんだろう。 突然呼ばれた名前に呆然とする私を… 美都場が再び静かに、そして強く見つめ返してきた。