楽しそうにに笑っている一条龍を呆然と見つめる。 私…何もおもしろいこと言ってない! 思わず隣の杏奈に視線を向けると… 「ちょ、ちょっと龍…?」 彼女もまた、驚いたように戸惑っていた。 「ねえ、マヤ… こんなふうに笑ってる龍、初めてみたんだけど…」 え… 意外な彼の一面に… 戸惑っているのは自分だけじゃないみたい。 それから数十秒後… 「はあー……笑ったな」 ようやく一条龍は笑うのをやめた。