極道一家のマヤ




「…。」



歩き出すオレの後を…女が何も言わずについて来る。



…本当は真実なんて言いたくない。



あいつが人をいじめていたなんて…傷つくのは友人であるというこいつだろうに…





……って、



なんでオレがあいつの友達で、しかも今会ったばかりのこの女のことなんて心配しなきゃならんのか…。





自分の考えを打ち消すように…


「ちょっと君歩くの早い!女の子なんだから気遣ってよ!


オレは歩くスピードを早めた。