極道一家のマヤ




なんで…


この女の口から、そいつの名前が出てくる…?






……例外がいた。



仲間と桜以外に、たった一人だけ…この学校に通っているヤツで、心に刻まれている名前が一つだけある。



オレはそいつを信じていた。


確かに『嵐』のメンバー入りには断ったがが、それは「女禁制」という変え難い理由があったからで…


人を傷つけるようなやつじゃない、そう思っていたのに…




―『だってあんたたちが悪いんでしょ?私を仲間に入れてくれなかったから…だからその子を痛めつけてやったの』







マヤは…



そんなオレの考えを見事に打ち砕いたのだ…