「でもさ」 杏奈は続ける。 「付き合ってないって言っても、やっぱり特別感は感じるよね~。 美都場くんが自分から話しかける女の子、今まであの子だけだったのよ。見た感じも美男美女でかなりお似合いだし…まだ付き合ってないって言う方ががなんか不自然じゃない?」 杏奈の言葉に…心臓がザワリと大きく揺れる。 だけど、確かに… さっき廊下で見た感じだと、二人はかなり仲が良さそうだった。 それが小さい頃からの幼馴染みだから、というのはわかったけど…