「…。」 ―ドサッ! マヤが保健室から出て行った後… オレは力尽きたようにベッドに腰を下ろした。 なんだよ、あの女… オレは間違っていない。 『嵐』に女を入れようなんて…そんなバカなことはもうしない。 だって、あの日決めたじゃないか… もう… 絶対に女は仲間にしないと…。 それなのに… 保健室を出て行く前に垣間見た、あいつの表情。