もしそうなら、オレのことを知らないのも頷ける。 この学校で、自分を知らないヤツはまずいない。 もちろん、『嵐』の他のメンバーも。 「な、何」 露骨なオレの視線に気づいたのか、女がメガネを取ろうとした手をピタリと止める。 そんな女にオレは口は開いた。 「やっぱりお前見ない顔だな。クラスどこ?」 「教えるから、メガネ返しなさいよ」 ……は? なぜか勝ち誇ったように笑う女。 ムカつく… オレと取引とか100年はえーんだよ