極道一家のマヤ




そして、最後…





私から見て、右側の奥に座っている青年。





この人が私の兄…社 透哉(やしろ とうや)








私の2つ上で、学校では「氷の貴公子」と名高いこの男。




「貴公子」とは恐いくらい端正な顔立ち、


「氷」は滅多に笑わなく冷たい雰囲気からそう名付けられた。




みんなのこの人に描いた人物像、そして「冷たい」という噂はあながち間違っていない。




妹の私でさえ、透哉が笑ったところを見たことがないのだから。