「分かったよ。
戻るからちょっと待っててね?」

「早く…
早く………。」


ずっと姫莉はぶつぶつ言っていて…

「切っちゃだめっ
このまま……
繋いだまま来てっ!!」

そう言われ、切ることもできなかった。