「と、いうわけです」

「めちゃくちゃで意味がわかりません」

「めちゃくちゃと言われても…」

「なんでそんなにたくさんの嘘をつくんですか?」

「なんの話ですか?」

「さっきの話、全てとは言いませんがところどころ嘘ついてますよね。俺との会話や夢の話」


勘が鋭いようで、当てられてしまった。

まあ、あんなにごちゃごちゃに話してたらそうなるだろうなとは確信していた。


むしろ私がそう望んだんだろう。