真面目君と嘘つき女

まあ、操られてない私はいいと思うかもしれないけど、それはさっき言った通りの“幽霊”って事。

操ってる側にも私の存在はないのでしょう。


存在を認識する時は朝の名前を呼ぶ時だけだと思う。

その時に「ああ、こんなやつもいたな」そしてまたすぐに存在がなくなるだろう。


まあ、どうってことないから別にどうでもいいのですが。


そして図書室についた私達は中に入った。