真面目君と嘘つき女

“事故って事にしてくれてありがとうございます。


でも私はあなた達の事を許したわけではありません。

でも、咲来さんが言ってくれた言葉が嬉しかったのは事実です。

なのであなたには何も危害をくわえませんでした。


もし、もっと早くに出会っていれば私達はどうなったでしょうか。


3人で仲良く日々を楽しんでたでしょうか。

それとも結果は同じで実花がいじめられ、それに助かるために私か咲来さんをいじめ、また、それに助かるために私か咲来さんがいじめいじめられの結果だったでしょうか。


もしくは実花とは友達でなく咲来さんだけとか、私もあのいじめグループの一員とかでしょうか。


結果は様々ですが、過去に戻れないのでこれが現実です。


しかし、来世であろうが今世であろうがまたいつか出会ったなら、その時は友達になれたらいいですね。



では、これで失礼します”