目覚めたら、俺はソファーで寝ていた。


周りをみると、まだ、みんな起きていない。



水を飲もうと立ち上がると

騒ぎすぎたのか、全身が筋肉痛のように痛む。



コップを棚から取り、水道から水をだした。



なんとなく、目にはいる時計をみた。










ーーーーーーーーーーー 8時05分?









やべ、入学式、8時15分から!







こいつら、入学式行くために時間はやめたのに

なにしてんだよっ!








康平、新、将生、龍、この四人を

思いっきり蹴った。






「い、い、いてーよ、なにすんだよっ!」






最初に起きたのは新だった。





『おい、もう入学式の時間!』




「は?うそだろおおおおおおおおおお」







そのデカイ声にみんな起き上がった。







『はやく準備しねーと、間に合わねーぞ』





俺が休むと思ってる美夜は、

俺が来たら喜んでくれる、そう思った。




自意識過剰か?とか思ったが、


こいつらみんながいくのに

俺だけ入学式に不参加は嫌だしな。






皆を起こしてすぐに家に帰った。