ヒカル sida ( 携帯の内容にそって )







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僕にはお父さんがいない





僕が産まれてすぐ病気と分かってから

お母さんと僕を捨ててしまったんだ。




小学校は支援学校に入学した。



その頃はいじめなんてなかったけど

手続きなしで補助を受けられるから選んだ。



お母さんは朝から夜までたくさん働いた。

それでもお金はなかったけど

お母さんはこんな僕を愛してくれてた。



ヒカルはヒカルらしく生きていきなさい。



って、からかわれて泣いてる僕に

何度も何度も、ゆってくれたんだ。



中学はお母さんが僕が普通学校を望んで

いたことを知り

たくさんの手続きをして入学させてくれた。



でも、中学で

いじめをたくさん経験したんだ。



見た目はその時、30歳くらいだった。

でも、まだ声変わりはしていなかった。


中学はそんな人たくさんいるけど

僕は見た目が老けているからから余計に

かわれたんだ。




からかわれたりして

また、支援学校に転校した。







いじめの経験から、僕は喋るのをやめた。




喋らないと、言わないと、と考えると

緊張して、怖くて、震えて、喉がつまって

カタコトになっちゃうんだ。




人の目をみても、喉は勝手にふさがって

無意識にカタコトになるんだ。




でも、人の目をみなかったり、お母さんと

話すときは、自然に話せるんだ。






ごめんね。

黙っててごめんね。



僕はいままで友達なんてできなかったから

裏切られないかって心配なんだ。




ごめんね。