あれから、2週間ちょっと経った。





明日は遠足だ。





グループは


俺、龍、康平、将生、新、ヒカル、の6人。







今はバーベキューの材料を買いに

スーパーに来ている。





は?お前らみたいなのが

遠足のバーベキューで騒ぐな?とか、


てか参加するの?とか思ってる?





俺だって、やりたかねーよ。





でも違うんだよ。



ヒカルが、今でバーベキューしたことない

なんてゆうもんだから

みんなで楽しませてやろーて話になった。








「ねぇ、野菜から選ぼう♪」





将生は先頭にたち、将生が考えた材料を買う。





「玉ねぎ、ピーマン、とうもろこし...」






とうもろこしを探していると





「...んぅ」




将生と俺が振り替えると

ヒカルがとうもろこしを将生に差出していた。






「お、さんきゅーな♪」





将生がそうゆうと、ヒカルはぐっとサイン

をした。




「流、お前も探せよ、ばーか」



そういって、将生が俺の背中を軽く叩いた。




『んだよ、めんどくせーな』



「はい、そう言わずに、紙皿とってきてよ」


『あぁ、もう、わかったよ』





そうゆうと、俺は紙皿を探しに歩いた。





ストローとかあるし、このへんかな。


俺は紙皿を探した。



あった...けど、どれにするかわからん。




種類がありすぎるからだ。




花柄、くま、星、無地、ハート、アルミ


そして、それぞれの大中小。




うわ、ひとつならまよわねーのに。



ああ、もう、後から文句ゆわれたくねぇし

なにももたねぇで、将生と来るか。




そう考えて、立ち上がったとき。



俺が着ていたシャツの裾に違和感を感じた。






ーーーーん?





振り向くとそこには



ーーーヒカルがいた。




『なんだよ?』



すると、ヒカルは座れ、座れ、と手で合図し

俺が座ると、ヒカルが横に座った。




『は?』




ヒカルは、くまの中サイズの紙皿と

無地の大きいサイズの紙皿をとった。


そして、俺に渡す。


は?これでいいってことか?

まぁ、ヒカルがいいなら俺はいいけど。




『わかった、ありがとな』



ヒカルが立ち上がろうとする俺のズボンを

ひっぱった。



『ほかになんかあんの?』




すると、ヒカルはけーたいを取り出した。




まさきくんにはたのまれてはいないけど

こっぷとわりばしもしつようかも




そう打たれていた。




てか、ヒカルけーたい持ってたのか。


しかもスマホじゃん。





ヒカルはけーたいを閉じて

コップを見ている。



俺はくまの紙コップをみつけた。



『このくまのでいんじゃね?』



そうゆうとヒカルは首をぶんぶんふる。