歩いて20分くらいの南米里病院。
ヒカルがいろいろあり、50分くらいかかった。
転んだり、引かれそうになったり、大変だった。
それと、もうひとつ。
周りからの視線だった。
あのひと、小さいおじさんだー!
とかゆう子供に常識ない親はでかい声で
みたら駄目!
なんて、平気で言うもんな。
周りからの視線を気にして、
俺たちの背中や間に隠れるヒカルは悲しそうに
とことこと俺たちについてきた。
俺の身長は173くらいで、康平は175くらい。
ヒカルは120くらいだと並んでわかる。
俺は、ヒカルが少しでも楽になるならばと
ヒカルを隠すように歩いた。
それでも、まわりからの視線はいたかったが。