「もしもし?」 「もしもし、薫乃!?」 なんかとっても 怒ってらっしゃる声が 耳元で聞こえるのは 気のせいでしょうか…。 「あんた私が怒ってる理由 わかるよね?」 「まったくわかりません。」 はぁー。と大きなため息が 聞こえた。 「あんたどんな一方的な言い方して別れたのよ。」 また誠治のチクリだよ。 いっつも私より先にゆかに チクるんだから。 「誠治がなんて 報告したか知らないけど 先に怒ってたのは誠治だからね!」 私は今日の誠治の状況について 事細かく、本当に細かく 説明した。