笑ってほしい




別に期待していたわけではない。

でもやっぱり誠治は
追いかけてきてくれはしなかった。


私はそのまま家に帰った。

とくにお腹も空いてないから
どこにも寄らずに帰ってきたら
かなり早く家に着いてしまった。

こういう時にかぎって
やることもない。


とりあえず
ケータイをチェックすると
誠治から何件か電話がきていた。


そんなの無視。


誠治からの着信の履歴の間に
ゆかからの着信をみつけて
かけなおした。