笑ってほしい




カフェに着いてからも
不機嫌なまま。

さてとそろそろ
不機嫌な理由でも聞こうかな。


「誠治?今日はなんで怒ってるの?」


席に着いて
落ち着いてから聞いてみた。


「別に怒ってねーし。
って今日はってなんだよ。
俺がいっつも
怒ってるみたいな言い方だな。」


そう言ってこっちを睨んできた。

一応彼女なんだからそんなに
睨まなくてもいいのに。


「そーゆー意味じゃないよ、別に。
ただ最近よく怒ってるから
なんかまた私やっちゃったかな
って思ったの。」


「ほら。やっぱりいつも怒ってる
って思ってんじゃん。」


「だから、そーじゃなくて「もおいいから本題に入ろうぜ。」


私の言葉を遮って
面倒くさそうに誠治は言った。