笑ってほしい





「やっぱなんかあるのか?」

「なんかって?」

誠治はなにを知ってるの?


「今日うちの教授に言われたんだよ
お前が大学行くのしぶってるから
説得してくれって。」

そうゆうことか。

もしかして私のこと心配して
電話してきてくれたのかな
なんて思ったけど
思い違いだったみたい。

今は説明できる心の準備は
できてない。


「とにかく会って話たい。」

電話の向こうからため息が聞こえた。

「わかった。
明日放課後迎えにいく。」


「ありがとう。」

なんとか逃げ切れた。


「じゃあ、おやすみ。」

「おやすみ。」