笑ってほしい




「人を怒らさたい人なんて
この世に存在するの?」


私は真面目に質問した。


「んなの、知るか!」


うわまた怒ってる。
もおなんで
こおなってしまうのでしょう。


「んなことより
とりあえず用件すんだら
すぐ電話切るから
ちゃんと髪の毛乾かせよ。
もお寒くなってきたし
風邪ひくぞ。」


ダメだ。優しすぎる。

本当に私はこの人と
別れられるのだろうか。

ってかさっき暇だから
電話したって言ってなかったっけ?

「はぁ〜い。
それでどうしたの?
さっきら暇だったから
電話したって言ってたけど。」


「いや、あらだ。その。
今要件思い出したったゆーか…。」

なんかごにょごにょ言ってる。
誠治にしてはめずらしい。

「なーに?どーしたの。」


「お前なに学部に入るわけ?」


うわ。
素晴らしいタイミングで
聞いてきたな。

「お前ならうちの大学推薦で
もお決まってんだろーと思ったし
今さら聞くのもなんだと思って
なんかナチュラルに聞こうと
思ったんだけど失敗した。」



なんでこのタイミングなのよ。