笑ってほしい



そお言って一方的に電話をきられた。

「なんなのよー。」


大きな独り言を言った後
ささっとお風呂から出た。


髪の毛乾かしながら
電話しちゃおうかとも思った
けどまた怒られそうだから
濡れたまま電話を掛け直す
ことにした。


プルル、プルル


「終わったか?」


すぐに誠司は出た。
もお怒ってなさそう。


「終わった。」


「はやくないか?
ちゃんと髪の毛乾かしたか?」


お前は父親かってぐらいな質問。
思わず笑いそうになった。


「乾かしてない。」


「お前は俺を怒らせたいの?」


そんなことでいちいち怒られる
なんて予想できるほうがすごい
と思う。