笑ってほしい


そして着いたところは。

そこは都内でも有名な
料亭だった。


「今日はここでご飯。」


私はビックリして
なにも言えなかった。

そうとうお値段がかかるところだし。
私制服だし。

「ついでに今日は俺のおごりな。」


「それはダメだ「はい、行くぞ。」

最後まで言わないうちに
誠司は歩きだしていた。


そして誠司にドアを開けてもらって
私たちは料亭の中に。


入るとすぐ女将さんが
「いらっしゃいませ。」
と待っていた。


「予約していた神崎です。」


誠司はこういうところは
慣れているのか
気にすることなく
女将さんに言った。


「お待ちしておりました。」

女将さんは上品に微笑みながら
中に案内してくれた。