笑ってほしい



そのあと
全部ボタンをとめてもらって
ボサボサの髪もなおしてもらい
やっと倉庫から外に出られる状態になり
学校の近くのカフェに行った。

その間ずっと誠司は
私の手をつないでくれていた。

大学の中を歩いてる時
スッゴイ注目されていた。

どうやら誠司はだいぶモテるらしい。

女の人たちからの視線が
とってもこわい。

そしてなんとかカフェに到着。

「座って待ってて。
俺がなんか買ってくるから。」

そう言って財布を持って
飲み物を注文しに行ってくれた。

私はとりあえず座って
誠司を観察していた。

さっきの大学での
女の人たちからの視線からすると
やっぱり誠司は一般的に
イケメンの部類に当てはまるのだと
あらためて感じた。

今まで意識していなかったのに
きゅうに意識するようになると
とてつもなくカッコ良くみえるのだから不思議だ。