笑ってほしい



誠司の不器用な優しさに
私の涙腺は崩壊した。

声は出さなかったものの
たくさん泣いた。

その間ずっと誠司は
優しく背中をさすっていてくれていた。

どれぐらいたったかわかんないけど
だいぶ落ち着いて
冷静に今の状況を
理解できるようになったころ
私はあることに気づいた。

私いま服前はだけてる…。

さっき男たちにブラウスの前を
無理やり開けられたのを思い出した。

それだけではなく散々抵抗したので
髪の毛がだいぶボサボサになってるし
とりあえず今自分の格好は
酷いことになっていることはたしかだ。