「ごめんくださーい。誰かいますかー?」
玄関から問い掛けてみたけどやっぱり返事はない。
中はしぃんと静まり返っていて、けれど微かな人の気配を感じ取れた。
鍵がかかってないくらしだし、もしかしなくても誰かいる……?
「ハルー?いるんなら返事しなさいよー?じゃなきゃ勝手に入るわよー?ていうかもう入ってるからねー」
待ってられなくなったあたしは、悪いと分かっていつつも許可なくお邪魔することに。
不法侵入?今そんなこと気にしてられるかってのよ。
脱いだローファーを揃えてから、静かに歩みを進める。
「うわ、さむっ」
この真冬に暖房も入れていないらしい。
アパート自体が古いせいもあるのか中は極寒の地と化していて、外同様あたしの吐息は白く曇っていた。
靴下ごしに伝わる床の冷たさに身震いする。
まるで冷凍庫の中にいる気分だわ。
日が落ちかけているにも関わらず明かりもつけてないから、部屋の中は薄暗い。
短い廊下の先にあるドアを開けると、広くも狭くもない居間があって、その片隅に体育座りでうずくまっているハルの姿があった。
玄関から問い掛けてみたけどやっぱり返事はない。
中はしぃんと静まり返っていて、けれど微かな人の気配を感じ取れた。
鍵がかかってないくらしだし、もしかしなくても誰かいる……?
「ハルー?いるんなら返事しなさいよー?じゃなきゃ勝手に入るわよー?ていうかもう入ってるからねー」
待ってられなくなったあたしは、悪いと分かっていつつも許可なくお邪魔することに。
不法侵入?今そんなこと気にしてられるかってのよ。
脱いだローファーを揃えてから、静かに歩みを進める。
「うわ、さむっ」
この真冬に暖房も入れていないらしい。
アパート自体が古いせいもあるのか中は極寒の地と化していて、外同様あたしの吐息は白く曇っていた。
靴下ごしに伝わる床の冷たさに身震いする。
まるで冷凍庫の中にいる気分だわ。
日が落ちかけているにも関わらず明かりもつけてないから、部屋の中は薄暗い。
短い廊下の先にあるドアを開けると、広くも狭くもない居間があって、その片隅に体育座りでうずくまっているハルの姿があった。



