やっと林の中へ駆け込んだ時には、片桐くんがあっくんの右肩を掴んで思い切り木に叩き付けている瞬間を目撃してしまい、また体が強張ってしまった。
あっくんは痛みに若干表情を引きつらせている。
どうしよう、どうしたらいいの。
寒さのせいじゃない。恐怖のせいで足が震える。
「涼人……」
「ンだよ」
「本当に申し訳ありませんでした。僕が憎いのあればあなたの気が済むまで殴ってください」
駄目だよあっくん!
暴力だなんて、そんな間違った解決の仕方おかしい!
だからそんなこと言わないで!
でも片桐くんの尖った物腰に威圧された私は、心の中で叫ぶしかなくて、止めに入るのを恐れていた。
たじろぐ私に片桐くんは、
「お前だって分かってるんじゃねェのか?コイツはお前とほなみを重ねてやがるんだよ」
コイツという言葉と同時に顎をくいっと動かして、あっくんを示す。
……違う、違うよ、そんなことない。
あっくんはそんな風に私を見てない。
「俺には関わるなとかほざいといて自分はいいだけ楽しむなんて馬鹿にしてんのか?テメェのその都合のいい態度が昔から気に食わねェんだよ!やっぱりテメェが死ぬべきだったんだ!」
あっくんは痛みに若干表情を引きつらせている。
どうしよう、どうしたらいいの。
寒さのせいじゃない。恐怖のせいで足が震える。
「涼人……」
「ンだよ」
「本当に申し訳ありませんでした。僕が憎いのあればあなたの気が済むまで殴ってください」
駄目だよあっくん!
暴力だなんて、そんな間違った解決の仕方おかしい!
だからそんなこと言わないで!
でも片桐くんの尖った物腰に威圧された私は、心の中で叫ぶしかなくて、止めに入るのを恐れていた。
たじろぐ私に片桐くんは、
「お前だって分かってるんじゃねェのか?コイツはお前とほなみを重ねてやがるんだよ」
コイツという言葉と同時に顎をくいっと動かして、あっくんを示す。
……違う、違うよ、そんなことない。
あっくんはそんな風に私を見てない。
「俺には関わるなとかほざいといて自分はいいだけ楽しむなんて馬鹿にしてんのか?テメェのその都合のいい態度が昔から気に食わねェんだよ!やっぱりテメェが死ぬべきだったんだ!」



