*秋人side
さすが観光者仕様の旅館。
大浴場は文句なしの一級風呂だった。
裸の付き合いがいかに大切なことかしみじみ感じつつ、極楽を満喫したあとは一杯のビールに限る!という方も多いだろうが、生憎僕は未成年なので飲酒は禁じられている。
牛乳もお決まりだがあまり好ましくはないので、学生らしく吸収率の良いスポーツドリンクを購入することにした……のですが、目当てのものが行き着く自販機全て売り切れときた。
恐らく僕の求めている商品が、発売したての流行品というところに原因はあるのだろう。
一度飲んでみたいとは思っていたのけれど、こう原因が明白となってはそろそろ諦めの念も生まれてくるもので、次の販売機に無かったらいい加減別な物で我慢しようと考えていたら、
「おや、冬香じゃないですか」
自販機の前でペットボトルを口にする冬香に鉢合わせた。
「ァッく……ごほッ!?」
声を掛けただけなのに思いの外驚かれて、冬香は涙を浮かべ咳き込みだした。
さすが観光者仕様の旅館。
大浴場は文句なしの一級風呂だった。
裸の付き合いがいかに大切なことかしみじみ感じつつ、極楽を満喫したあとは一杯のビールに限る!という方も多いだろうが、生憎僕は未成年なので飲酒は禁じられている。
牛乳もお決まりだがあまり好ましくはないので、学生らしく吸収率の良いスポーツドリンクを購入することにした……のですが、目当てのものが行き着く自販機全て売り切れときた。
恐らく僕の求めている商品が、発売したての流行品というところに原因はあるのだろう。
一度飲んでみたいとは思っていたのけれど、こう原因が明白となってはそろそろ諦めの念も生まれてくるもので、次の販売機に無かったらいい加減別な物で我慢しようと考えていたら、
「おや、冬香じゃないですか」
自販機の前でペットボトルを口にする冬香に鉢合わせた。
「ァッく……ごほッ!?」
声を掛けただけなのに思いの外驚かれて、冬香は涙を浮かべ咳き込みだした。



