【リメイク前】大きな桜の木の下で【完】

私もたまに友達とプリクラなんかを撮りに足を運ぶ場所であり、言わば我が校生の溜まり場みたいなところではあるが、時間が時間なだけに私達の他に同じ中学の制服を着た者は見当たらなかった。

先生なんかに見つかったら反省文書かされる時間だから当たり前か。

なんか凄く不良みたいなことしてて罪悪感……。

私が周囲の目を警戒する一方で、曽根くんはゾンビやモンスターを撃って進んでいくガンシューティングゲーム機の前に行くと、銃形のコントローラをこちらに突き出してきて「お前もやれ」と命令してきた。

私ただでさえゲーム全般得意じゃないのに、こんな敵を撃ったら縁の液とか出てきちゃうようなグロいの以ての外だよ。

と内心弱音を吐くものの流されるがままにゲームに参加することになった私は、下手クソだと怒られるわ画面にはグロテスクな映像が映るわで、今にも泣きたい思いでいた。

ようやくゲームが終わり、私が足を引っ張ったことによるイマイチな成績に不満を漏らしながらもまた小銭を取り出した曽根くん。

まさかとは思うけど……、


「よし、もう一回やるぞ」


もうやだ……。