"登校初日"




蘭「ここかぁ~」



鈴「そうだね~」




目の前には大きな洋館



これ学校じゃなくね?!



まぁいい…行こう!!




蘭「あ…私達男子ってことだからさ!!口調とか、名前とか変えなきゃ!!」



鈴「あ…そっか~忘れてた~」



蘭「じゃあ性格的に、私は俺、鈴は僕でどうかな?」



鈴「そうだね!!僕も賛成!!」



蘭「ハハハッ!!結構似合ってんじゃん!!じゃあ俺らの名前はどうする?」



鈴「うーん………蘭は…麗ライで、僕は…怜レイでどーお?」



蘭「おぉ!!いいと思う!!」




ということで…




蘭「だけど…まあ登りゃあいいだろ」




私…いや…俺らは目の前のバカデカイ門を見ています



別に気づいてなかった訳じゃないけど、後で解決しようと思ってた



ぱっとみ5㍍



普通は登るとか…無理





普通なら………ね?






鈴「今人居なそうだし…いいんじゃない?」



蘭「あぁ。いいと思う」




俺らは目を合わせて…




「「せぇーーーのっっっ!!!!!!!!」





ピョンッ

スタッ

スタスタスタ…





登る?そんなことダサすぎて無理。そしたら飛ぶしかないでしょ?




蘭「でもまだ遅刻じゃねーのになんで門閉まってんだろーな?」



鈴「確かに…他の人とかどこから入ってるんだろうね?





まぁいっか!!





蘭「そういや勿論隠すよな?」



鈴「もっちろん!!そのつもり♪パチンッ」





…う…ウインクだと…



可愛すぎる…



あ…そういう趣味違うからね。うん。







まぁ…まさかこれが見られてたなんて…





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