恋のキューピッドくん




俺は静かに図書準備室のドアを開けた。



相変わらず、本でごちゃごちゃとした汚い部屋だ。




その時だった。



「……んっ…………ゃあっ…」



女の声――――?



耳をすませる。



かすかに聞こえる吐息と、リップ音………?




「だ、ダメです、時津先生…………。

こんなの誰かに見られたら……んんっ……」



「ちょっとぐらい大丈夫だよ。

君も今日の夜まで待てないでしょ?」