恋のキューピッドくん

*蒼side



「きゃああああっ」



昼休み。

廊下から聞こえた、女の悲鳴。



気になって、圭と様子を見に行くと。



人混みの中心で、ゆめが倒れていた。



あいつ、貧血だから………



「………ゆめっ」



ゆめに近づこうとした、その時。



「俺が保健室まで運ぶ」



そう言ったのは、
佐野だった。




佐野が優しくゆめに触れる。