犯人は自らも水に浸かりつつ。

「~~~~っっ!」

身動きが取れないままの環の頬をベロリと舐め上げた。

「どうだ?『ご主人様』に従順に従う気になったか?」

「……」

首を横に振る環。

途端に。

「!!!!」

犯人は環の頬を平手打ちした!

「誰にでも裸同然の格好で肌晒す分際で、お高く留まってんじゃねぇよ、メス豚」

環のポニーテールを鷲摑みにし、犯人は顔を寄せる。

「お前は俺の『ハーレム』を作り上げるって夢の第一号なんだ…こんなとこでもたついている暇はない…さっさと堕ちろよ」