BEAST POLICE

そんな雑居房を更にひたすらに歩くと、グラウンドに出た。

受刑者達が自由時間などに簡単な運動などをする事ができる場所。

刑務所の中で憩いの場の一つとなるここにも、数多くの刑務官や警察官の死体が転がっていた。

どこまでも続く凄惨な光景。

しかし、その中で。

「う…うぅぁ…」

微かな呻き声がするのを、鬼首は聞き逃さなかった。

グラウンドに視線を走らせ。

「!」

呻き声の主を見つける。

それは、またも信じられない人物だった。

「猪瀬…っ?」