「巽!」
刑事部長が叫ぶ。
「軽はずみな行動をとるんじゃない。受刑者達への射殺許可は下りていないし、お前を刑務所内に収監するという指示もまだ出ていない」
「じゃあ」
巽は振り向いた。
「眠たい事言ってる間に、受刑者どもが脱獄したらどうすんですか?奴ら自由と女と暴力に飢えてる。外に出たら何やらかすか分かったもんじゃない…只の警察官なんて、何万人いても相手にならないぜ?」
「……」
押し黙る刑事部長達を尻目に、巽は歩き出す。
「レミントンのモデル700P(警察向け狙撃銃)も借りていきますよ」
刑事部長が叫ぶ。
「軽はずみな行動をとるんじゃない。受刑者達への射殺許可は下りていないし、お前を刑務所内に収監するという指示もまだ出ていない」
「じゃあ」
巽は振り向いた。
「眠たい事言ってる間に、受刑者どもが脱獄したらどうすんですか?奴ら自由と女と暴力に飢えてる。外に出たら何やらかすか分かったもんじゃない…只の警察官なんて、何万人いても相手にならないぜ?」
「……」
押し黙る刑事部長達を尻目に、巽は歩き出す。
「レミントンのモデル700P(警察向け狙撃銃)も借りていきますよ」


