BEAST POLICE

「オ、組長(オヤジ)っ!」

劣勢に立たされた猪瀬に気付き、助けに向かおうとする藤原。

その藤原の背後から。

「ぐえぇえぇぇえぇえぇっ?」

巽はチョークスリーパーをかけた。

腕が思いきり喉元に食い込んでいる。

呼吸が儘ならないのは勿論、喉仏が押し込まれて苦痛すら感じる。

「どこ行くんだよオッサン…もっと遊ぼうぜぇ…?」

血塗れの顔で、巽が笑う。

「オラ…暴力のプロなんだろ?チンピラ刑事の小競り合いに負けてちゃ、極道の名が廃るぜ?」

窒息どころか、首の骨が折れるのではないかというほど、巽は藤原を絞め上げる。

「外して俺に反撃してみせろやオラァアァッ!」