BEAST POLICE

鬼首もまた、猪瀬相手に苦戦を強いられていた。

何度も何度も執拗にボディブローを叩き込まれて、体がくの字になる。

猪瀬はそんな鬼首の腰に両手を回して逆さに担ぎ上げ。

「おぉぉおぉおぉおぉりゃあぁぁあぁぁっ!」

鬼首を頭から床に叩き付ける!

プロレスで言う所のパワーボム。

硬いコンクリートの床に強打され、鬼首は大の字になった。

頭部を叩き付けられ、即死しなかったのが不思議なくらいだ。

猪瀬は倒れたままの鬼首の顔面に。

「そりゃあっ!」

拳鎚を振り下ろす!

躊躇も逡巡もない、えげつない攻め。

本当に殺してしまっても構わないと考えていなければ、出来ない攻めだった。