BEAST POLICE

「短い時間だが世話になったな」

事務所を出ていく巽と鬼首。

「気を付けて下さいね…」

雛罌粟が声をかける。

「ま、死なねぇ程度に頑張りな」

椅子に座ったまま、蓮杖も言う。

「死んじまったら、『トップアイドル様』も悲しむからよ」

「!」

巽が思わず振り向く。

「お前、何でそれを…」

「俺ぁ探偵だぜ?」

傍らに置いてあった、向井 環がグラビアを飾る青年誌を手に取る蓮杖。

「羨ましい奴だぜ、こんないい体を毎晩抱いてんのかと思うとな」