そんな折、組事務所にいた鬼首のもとに一本の電話がかかって来る。
京阪神連合の構成員を名乗る男からだった。
彼は京阪神連合の組長である猪瀬から使いを受け、現在歌舞伎町の雑居ビルにいるという。
使いならば直接鬼首會の事務所に来ればいいようなものだが、曰く『他の組員達には聞かせられない重要な話がある』との事。
何故鬼首會の組長たる鬼首が、京阪神の下っ端如きに呼び出されて出向かなければならないのか。
憤りも感じはしたが、一時の感情でつまらない揉め事を起こし、歌舞伎町を火の海にするような真似は出来ない。
相手は日本最大規模の指定暴力団。
流石の鬼首も、慎重に動かざるを得なかった。
京阪神連合の構成員を名乗る男からだった。
彼は京阪神連合の組長である猪瀬から使いを受け、現在歌舞伎町の雑居ビルにいるという。
使いならば直接鬼首會の事務所に来ればいいようなものだが、曰く『他の組員達には聞かせられない重要な話がある』との事。
何故鬼首會の組長たる鬼首が、京阪神の下っ端如きに呼び出されて出向かなければならないのか。
憤りも感じはしたが、一時の感情でつまらない揉め事を起こし、歌舞伎町を火の海にするような真似は出来ない。
相手は日本最大規模の指定暴力団。
流石の鬼首も、慎重に動かざるを得なかった。


