BEAST POLICE

10人でこのクラブに襲撃に来た筈なのに、気が付けばいつの間にか一人。

形振り構わず金属バットを振り下ろすものの。

「おっと」

巽はあっさりとこの打撃を回避。

腹にボディブローを打ち込まれ、胃液が逆流する。

堪えていると、左右の頬に拳を叩き付けられた。

トドメはアッパーカット!

決して小柄ではない男の体が一回転し、そのまま後頭部から床に落ちた。

「ふう」

巽が小さく息を吐く。

「これで全部か」