BEAST POLICE

「巽…」

まさか刑事である巽に助けられるとは思わなかったのか。

鬼首は少し驚いた顔をする。

「助けてくれたなんて思ってねぇよな」

鬼首と背中合わせに立つ巽。

「この場合、襲撃犯から潰すのがセオリーだろ?てめぇを利用してるだけだ」

「利害の一致、敵の敵は味方って奴か」

「教養のないヤクザの癖に、難しい言葉知ってんじゃねぇか」

修羅場で貶し合いながら、巽と鬼首は目出し帽の男達を牽制する。

突然乱入してきたものの、鬼首に味方するのならば刑事だろうと敵。

そう考えた目出し帽の男達は襲い掛かって来るが。

「雑魚が」

金属バットのスイングを回避しつつのカウンターを叩き込み、巽は一撃で男をノックアウトした。