あの頃の君へ〜eternal love〜

『でもね‥』



『この頃少し自分が変なの。』



『早くこの子に会いたいって思うのに
まだ少しだけここに居て欲しいと思ったり‥』



マコさんが背中を丸めて
少しだけ膨らんだお腹を優しくさすった。



きっと自分が生まれる前にも



母親はこうしてお腹を
さすってくれていたのだろう。



愛しい愛しいわが子に
早く会いたいと思いながら。



『それはきっと普通の事だよ。』



『だって、いつも一緒なんだもん。
今はオレが居なくても寂しくないでしょ?』



『‥うん。まぁねっ//』



『マコちゃんは寂しがりやだから
オレもこの子に感謝してるんだ。』



『2人を親にしてくれて
本当にありがとうって。』